E2.医療薬学〔薬理・病態・薬物治療〕

GIO: 患者情報に応じた薬の選択、用法・用量の設定および医薬品情報・安全性や治療ガイドラインを考慮した適正な薬物治療に参画できるようになるために、疾病に伴う症状などの患者情報を解析し、最適な治療を実施するための薬理、病態・薬物治療に関する基本的事項を修得する。
コード 番号 到達目標 年次:担当科目
E2 (7)病原微生物(感染症)・悪性新生物(がん)と薬
【③細菌感染症の薬、病態、治療】
E2(7)③04 695 4. 以下の尿路感染症について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎

2:疾病学Ⅰ

3:疾病学Ⅱ

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)③05 696 5. 以下の性感染症について、病態(病態生理、症状等)、予防方法および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。梅毒、淋病、クラミジア症等

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)③06 697 6. 脳炎、髄膜炎について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:微生物学

3:疾病学Ⅱ

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)③07 698 7. 以下の皮膚細菌感染症について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 伝染性膿痂疹、丹毒、癰、毛嚢炎、ハンセン病

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)③08 699 8. 感染性心内膜炎、胸膜炎について、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

3:感染防御学

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)③09 700 9. 以下の薬剤耐性菌による院内感染について、感染経路と予防方法、病態(病態生理、症状等)および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 MRSA、VRE、セラチア、緑膿菌等

2:疾病学Ⅰ

3:感染防御学

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)③10 701 10. 以下の全身性細菌感染症について、病態(病態生理、症状等)、感染経路と予防方法および薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。ジフテリア、劇症型A 群β溶血性連鎖球菌感染症、新生児B 群連鎖球菌感染症、破傷風、敗血症

2:疾病学Ⅰ

3:病原微生物学

3:疾病学Ⅱ

4:薬物治療学Ⅲ

【④ウイルス感染症およびプリオン病の薬、病態、治療】
E2(7)④01 702 1. ヘルペスウイルス感染症(単純ヘルペス、水痘・帯状疱疹)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、予防方法および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

3:感染防御学

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)④02 703 2. サイトメガロウイルス感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

3:感染防御学

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)④03 704 3. インフルエンザについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、感染経路と予防方法および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

3:病原微生物学

3:疾病学Ⅱ

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)④04 705 4. ウイルス性肝炎(HAV、HBV、HCV)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、感染経路と予防方法および病態(病態生理(急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞がん)、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。(重複)

2:疾病学Ⅰ

3:病原微生物学

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

4:臨床生理学演習

E2(7)④05 706 5. 後天性免疫不全症候群(AIDS)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、感染経路と予防方法および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

3:病原微生物学

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)④06 707 6. 以下のウイルス感染症(プリオン病を含む)について、感染経路と予防方法および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。伝染性紅斑(リンゴ病)、手足口病、伝染性単核球症、突発性発疹、咽頭結膜熱、ウイルス性下痢症、麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、風邪症候群、Creutzfeldt-Jakob(クロイツフェルト-ヤコブ)病

2:微生物学

3:感染防御学

3:病原微生物学

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

【⑤真菌感染症の薬、病態、治療】
E2(7)⑤01 708 1. 抗真菌薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。

3:感染防御学

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)⑤02 709 2. 以下の真菌感染症について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。皮膚真菌症、カンジダ症、ニューモシスチス肺炎、肺アスペルギルス症、クリプトコッカス症

2:微生物学

3:感染防御学

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

【⑥原虫・寄生虫感染症の薬、病態、治療】
E2(7)⑥01 710 1. 以下の原虫感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 マラリア、トキソプラズマ症、トリコモナス症、アメーバ赤痢

2:微生物学

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)⑥02 711 2. 以下の寄生虫感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 回虫症、蟯虫症、アニサキス症

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

【⑦悪性腫瘍】
E2(7)⑦01 712 1. 腫瘍の定義(良性腫瘍と悪性腫瘍の違い)を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

3:疾病学Ⅱ

6:ゲノム創薬学

E2(7)⑦02 713 2. 悪性腫瘍について、以下の項目を概説できる。組織型分類および病期分類、悪性腫瘍の検査(細胞診、組織診、画像診断、腫瘍マーカー(腫瘍関連の変異遺伝子、遺伝子産物を含む))、悪性腫瘍の疫学(がん罹患の現状およびがん死亡の現状)、悪性腫瘍のリスクおよび予防要因

2:疾病学Ⅰ

3:疾病学Ⅱ

6:ゲノム創薬学

E2(7)⑦03 714 3. 悪性腫瘍の治療における薬物治療の位置づけを概説できる。

3:薬理学Ⅲ(末梢-2)

3:疾病学Ⅱ

4:薬物治療学Ⅲ

6:ゲノム創薬学

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