E2.医療薬学〔薬理・病態・薬物治療〕

GIO: 患者情報に応じた薬の選択、用法・用量の設定および医薬品情報・安全性や治療ガイドラインを考慮した適正な薬物治療に参画できるようになるために、疾病に伴う症状などの患者情報を解析し、最適な治療を実施するための薬理、病態・薬物治療に関する基本的事項を修得する。
コード 番号 到達目標 年次:担当科目
E2 (1)神経系の疾患と薬
【③中枢神経系の疾患の薬、病態、治療】
E2(1)③13 615 13. 中枢神経系疾患の社会生活への影響および薬物治療の重要性について討議する(態度)。

1:薬学入門

3:薬理学実習

4:薬物治療学Ⅲ

E2(1)③14 616 14. 以下の疾患について説明できる。脳炎・髄膜炎(重複)、多発性硬化症(重複)、筋萎縮性側索硬化症、Narcolepsy(ナルコレプシー)、薬物依存症、アルコール依存症

3:疾病学Ⅱ

【④化学構造と薬効】
E2(1)④01 617 1. 神経系の疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物動態)の関連を概説できる。

3:薬理学Ⅳ(中枢)

4:薬物治療学Ⅲ

6:創薬化学

E2 (2)免疫・炎症・アレルギーおよび骨・関節の疾患と薬
【①抗炎症薬】
E2(2)①01 618 1. 抗炎症薬(ステロイド性および非ステロイド性)および解熱性鎮痛薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。

3:薬理学Ⅲ(末梢-2)

E2(2)①02 619 2. 抗炎症薬の作用機序に基づいて炎症について説明できる。

3:薬理学Ⅲ(末梢-2)

E2(2)①03 620 3. 創傷治癒の過程について説明できる。

2:臨床医学概論

【②免疫・炎症・アレルギー疾患の薬、病態、治療】
E2(2)②01 621 1. アレルギー治療薬(抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬等)の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

3:薬理学Ⅲ(末梢-2)

4:臨床生理学演習

E2(2)②02 622 2. 免疫抑制薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

3:微生物学・免疫学実習

4:薬物治療学Ⅱ

4:臨床生理学演習

E2(2)②03 623 3. 以下のアレルギー疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、接触性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、消化管アレルギー、気管支喘息(重複)

2:臨床医学概論

2:疾病学Ⅰ

3:薬理学Ⅲ(末梢-2)

4:薬物治療学Ⅱ

4:臨床生理学演習

E2(2)②04 624 4. 以下の薬物アレルギーについて、原因薬物、病態(病態生理、症状等)および対処法を説明できる。Stevens-Johnson(スティーブンス-ジョンソン)症候群、中毒性表皮壊死症(重複)、薬剤性過敏症症候群、薬疹

2:疾病学Ⅰ

4:臨床生理学演習

E2(2)②05 625 5. アナフィラキシーショックについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:臨床医学概論

2:疾病学Ⅰ

4:臨床生理学演習

E2(2)②06 626 6. 以下の疾患について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。尋常性乾癬、水疱症、光線過敏症、ベーチェット病

2:疾病学Ⅰ

4:臨床生理学演習

E2(2)②07 627 7. 以下の臓器特異的自己免疫疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。バセドウ病(重複)、橋本病(重複)、悪性貧血(重複)、アジソン病、1 型糖尿病(重複)、重症筋無力症、多発性硬化症、特発性血小板減少性紫斑病、自己免疫性溶血性貧血(重複)、シェーグレン症候群

2:疾病学Ⅰ

3:疾病学Ⅱ

3:薬物治療学Ⅰ

4:臨床生理学演習

E2(2)②08 628 8. 以下の全身性自己免疫疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。全身性エリテマトーデス、強皮症、多発筋炎/皮膚筋炎、関節リウマチ(重複)

1:薬学入門

2:臨床医学概論

2:疾病学Ⅰ

4:臨床生理学演習

E2(2)②09 629 9. 臓器移植(腎臓、肝臓、骨髄、臍帯血、輸血)について、拒絶反応および移植片対宿主病(GVHD)の病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:免疫学

2:疾病学Ⅰ

【③骨・関節・カルシウム代謝疾患の薬、病態、治療】
E2(2)③01 630 1. 関節リウマチについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:臨床医学概論

2:疾病学Ⅰ

2:薬理学Ⅱ(末梢-1・前臨床)

4:薬物治療学Ⅱ

4:臨床生理学演習

6:ゲノム創薬学

E2(2)③02 631 2. 骨粗鬆症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

2:薬理学Ⅱ(末梢-1・前臨床)

3:薬物治療学Ⅰ

4:臨床生理学演習

E2(2)③03 632 3. 変形性関節症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

4:臨床生理学演習

E2(2)③04 633 4. カルシウム代謝の異常を伴う疾患(副甲状腺機能亢進(低下)症、骨軟化症(くる病を含む)、悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

4:臨床生理学演習

【④化学構造と薬効】
E2(2)④01 634 1. 免疫・炎症・アレルギー疾患に用いられる代表的な薬物の基本構造と薬効(薬理・薬物動態)の関連を概説できる。

3:薬理学Ⅲ(末梢-2)

6:創薬化学

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