科目名:臨床薬物代謝学(N4E326)(3年次配当) 担当SBO:46件

コード 番号 到達目標 年次:他の科目
E1 (1)薬の作用
【①薬の作用】
E1(1)①06 572 6. 薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)と薬効発現の関わりについて説明できる。(E4(1)【②吸収】、【③分布】、【④代謝】、【⑤排泄】参照)

4:物理・生物薬剤学演習

4:医薬品安全性学

E1(1)①08 574 8. 薬理作用に由来する代表的な薬物相互作用を列挙し、その機序を説明できる。(E4(1)【②吸収】5.【④代謝】5.【⑤排泄】5.参照)

1:薬学入門

4:医薬品安全性学

E3 (3)個別化医療
【①遺伝的素因】
E3(3)①01 803 1. 薬物の主作用および副作用に影響する代表的な遺伝的素因について、例を挙げて説明できる。

4:薬物動態学

6:ゲノム創薬学

E3(3)①02 804 2. 薬物動態に影響する代表的な遺伝的素因(薬物代謝酵素・トランスポーターの遺伝子変異など)について、例を挙げて説明できる。

4:薬物動態学

6:ゲノム創薬学

E3(3)①03 805 3. 遺伝的素因を考慮した薬物治療について、例を挙げて説明できる。

4:薬物動態学

6:ゲノム創薬学

【②年齢的要因】
E3(3)②01 806 1. 低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児における薬物動態と、薬物治療で注意すべき点を説明できる。
E3(3)②02 807 2. 高齢者における薬物動態と、薬物治療で注意すべき点を説明できる。
【③臓器機能低下】
E3(3)③01 808 1. 腎疾患・腎機能低下時における薬物動態と、薬物治療・投与設計において注意すべき点を説明できる。

4:薬物動態学

E3(3)③02 809 2. 肝疾患・肝機能低下時における薬物動態と、薬物治療・投与設計において注意すべき点を説明できる。

4:薬物動態学

E3(3)③03 810 3. 心臓疾患を伴った患者における薬物動態と、薬物治療・投与設計において注意すべき点を説明できる。

4:薬物動態学

【④その他の要因】
E3(3)④01 811 1. 薬物の効果に影響する生理的要因(性差、閉経、日内変動など)を列挙できる。
E3(3)④02 812 2. 妊娠・授乳期における薬物動態と、生殖・妊娠・授乳期の薬物治療で注意すべき点を説明できる。
E3(3)④03 813 3. 栄養状態の異なる患者(肥満、低アルブミン血症、腹水など)における薬物動態と、薬物治療で注意すべき点を説明できる。
E4 (1)薬物の体内動態
【①生体膜透過】
E4(1)①01 816 1. 薬物の生体膜透過における単純拡散、促進拡散および能動輸送の特徴を説明できる。

4:薬物動態学

4:医薬品安全性学

E4(1)①02 817 2. 薬物の生体膜透過に関わるトランスポーターの例を挙げ、その特徴と薬物動態における役割を説明できる。

4:薬物動態学

4:医薬品安全性学

【②吸収】
E4(1)②01 818 1. 経口投与された薬物の吸収について説明できる。

4:薬物動態学

4:医薬品安全性学

E4(1)②02 819 2. 非経口的に投与される薬物の吸収について説明できる。

4:薬物動態学

4:医薬品安全性学

E4(1)②03 820 3. 薬物の吸収に影響する因子(薬物の物性、生理学的要因など)を列挙し、説明できる。

4:薬物動態学

4:医薬品安全性学

E4(1)②04 821 4. 薬物の吸収過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。

4:薬物動態学

4:医薬品安全性学

E4(1)②05 822 5. 初回通過効果について説明できる。

4:薬物動態学

4:医薬品安全性学

【③分布】
E4(1)③01 823 1. 薬物が結合する代表的な血漿タンパク質を挙げ、タンパク結合の強い薬物を列挙できる。

3:薬剤学実習

4:薬物動態学

4:医薬品安全性学

E4(1)③02 824 2. 薬物の組織移行性(分布容積)と血漿タンパク結合ならびに組織結合との関係を、定量的に説明できる。

3:薬剤学実習

4:薬物動態学

E4(1)③03 825 3. 薬物のタンパク結合および結合阻害の測定・解析方法を説明できる。

3:薬剤学実習

4:薬物動態学

E4(1)③04 826 4. 血液-組織関門の構造・機能と、薬物の脳や胎児等への移行について説明できる。

4:薬物動態学

E4(1)③05 827 5. 薬物のリンパおよび乳汁中への移行について説明できる。

4:薬物動態学

E4(1)③06 828 6. 薬物の分布過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。

3:薬剤学実習

4:医薬品安全性学

4:薬物動態学

【④代謝】
E4(1)④01 829 1. 代表的な薬物代謝酵素を列挙し、その代謝反応が起こる組織ならびに細胞内小器官、反応様式について説明できる。

3:裁判化学

4:薬物動態学

E4(1)④02 830 2. 薬物代謝の第Ⅰ相反応(酸化・還元・加水分解)、第Ⅱ相反応(抱合)について、例を挙げて説明できる。

3:裁判化学

4:薬物動態学

E4(1)④03 831 3. 代表的な薬物代謝酵素(分子種)により代謝される薬物を列挙できる。

4:薬物動態学

6:ゲノム創薬学

E4(1)④04 832 4. プロドラッグと活性代謝物について、例を挙げて説明できる。

4:薬物動態学

E4(1)④05 833 5. 薬物代謝酵素の阻害および誘導のメカニズムと、それらに関連して起こる相互作用について、例を挙げ、説明できる。

4:薬物動態学

【⑤排泄】
E4(1)⑤01 834 1. 薬物の尿中排泄機構について説明できる。

4:薬物動態学

4:医薬品安全性学

E4(1)⑤02 835 2. 腎クリアランスと、糸球体ろ過、分泌、再吸収の関係を定量的に説明できる。

4:薬物動態学

E4(1)⑤03 836 3. 代表的な腎排泄型薬物を列挙できる。

4:薬物動態学

E4(1)⑤04 837 4. 薬物の胆汁中排泄と腸肝循環について説明できる。

4:医薬品安全性学

4:薬物動態学

E4(1)⑤05 838 5. 薬物の排泄過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。

4:薬物動態学

E4 (2)薬物動態の解析
【①薬物速度論】
E4(2)①01 839 1. 線形コンパートメントモデルと、関連する薬物動態パラメータ(全身クリアランス、分布容積、消失半減期、生物学的利用能など)の概念を説明できる。

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

E4(2)①02 840 2. 線形1-コンパートメントモデルに基づいた解析ができる(急速静注・経口投与[単回および反復投与]、定速静注)。(知識、技能)

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

E4(2)①03 841 3. 体内動態が非線形性を示す薬物の例を挙げ、非線形モデルに基づいた解析ができる。(知識、技能)

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

E4(2)①04 842 4. モーメント解析の意味と、関連するパラメータの計算法について説明できる。

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

E4(2)①05 843 5. 組織クリアランス(肝、腎)および固有クリアランスの意味と、それらの関係について、数式を使って説明できる。

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

E4(2)①06 844 6. 薬物動態学-薬力学解析(PK-PD 解析)について概説できる。

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

【②TDM (Therapeutic Drug Monitoring)と投与設計】
E4(2)②01 845 1. 治療薬物モニタリング(TDM)の意義を説明し、TDM が有効な薬物を列挙できる。

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

4:医薬品安全性学

E4(2)②02 846 2. TDM を行う際の採血ポイント、試料の取り扱い、測定法について説明できる。

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

4:医薬品安全性学

E4(2)②03 847 3. 薬物動態パラメータを用いて患者ごとの薬物投与設計ができる。(知識、技能)

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

4:医薬品安全性学

E4(2)②04 848 4. ポピュレーションファーマコキネティクスの概念と応用について概説できる。

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

4:医薬品安全性学