E4.医療薬学〔薬の生体内運命〕

GIO: 薬物の生体内運命を理解し、個々の患者の投与設計ができるようになるために、薬物の体内動態およびその解析に関する基本的知識を修得し、それらを応用する基本的技能を身につける。

(2)薬物動態の解析

GIO: 薬物動態の理論的解析ならびに投与設計に関する基本的事項を修得する。
コード 番号 到達目標 年次:担当科目
E4 (2)薬物動態の解析
【①薬物速度論】
E4(2)①01 839 1. 線形コンパートメントモデルと、関連する薬物動態パラメータ(全身クリアランス、分布容積、消失半減期、生物学的利用能など)の概念を説明できる。

3:臨床薬物代謝学

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

E4(2)①02 840 2. 線形1-コンパートメントモデルに基づいた解析ができる(急速静注・経口投与[単回および反復投与]、定速静注)。(知識、技能)

3:臨床薬物代謝学

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

E4(2)①03 841 3. 体内動態が非線形性を示す薬物の例を挙げ、非線形モデルに基づいた解析ができる。(知識、技能)

3:臨床薬物代謝学

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

E4(2)①04 842 4. モーメント解析の意味と、関連するパラメータの計算法について説明できる。

3:臨床薬物代謝学

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

E4(2)①05 843 5. 組織クリアランス(肝、腎)および固有クリアランスの意味と、それらの関係について、数式を使って説明できる。

3:臨床薬物代謝学

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

E4(2)①06 844 6. 薬物動態学-薬力学解析(PK-PD 解析)について概説できる。

3:臨床薬物代謝学

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

【②TDM (Therapeutic Drug Monitoring)と投与設計】
E4(2)②01 845 1. 治療薬物モニタリング(TDM)の意義を説明し、TDM が有効な薬物を列挙できる。

3:臨床薬物代謝学

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

4:医薬品安全性学

E4(2)②02 846 2. TDM を行う際の採血ポイント、試料の取り扱い、測定法について説明できる。

3:臨床薬物代謝学

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

4:医薬品安全性学

E4(2)②03 847 3. 薬物動態パラメータを用いて患者ごとの薬物投与設計ができる。(知識、技能)

3:臨床薬物代謝学

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

4:医薬品安全性学

E4(2)②04 848 4. ポピュレーションファーマコキネティクスの概念と応用について概説できる。

3:臨床薬物代謝学

4:薬物動態学

4:物理・生物薬剤学演習

4:医薬品安全性学

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