E3.医療薬学〔薬物治療に役立つ情報〕

GIO: 薬物治療に必要な情報を医療チームおよび患者に提供したり、処方設計を提案したり、臨床上の問題解決ができるようになるために、医薬品情報ならびに患者情報の収集・評価・加工、臨床研究デザイン・解析などに関する基本的知識を修得し、それらを活用するための基本的事項を身につける。

(1)医薬品情報

GIO: 医薬品情報の収集・評価・加工・提供・管理・評価、EBM の実践、生物統計ならびに臨床研究デザイン・解析に関する基本的事項を修得する。
コード 番号 到達目標 年次:担当科目
E3 (1)医薬品情報
【⑤生物統計】
E3(1)⑤01 778 1. 臨床研究における基本的な統計量(平均値、中央値、標準偏差、標準誤差、信頼区間など)の意味と違いを説明できる。

2:薬学統計学

3:医薬品情報論

3:医療統計学

E3(1)⑤02 779 2. 帰無仮説の概念および検定と推定の違いを説明できる。

2:薬学統計学

3:医薬品情報論

3:医療統計学

E3(1)⑤03 780 3. 代表的な分布(正規分布、t分布、二項分布、ポアソン分布、χ2 分布、F 分布)について概説できる。

2:薬学統計学

3:医薬品情報論

3:医療統計学

E3(1)⑤04 781 4. 主なパラメトリック検定とノンパラメトリック検定を列挙し、それらの使い分けを説明できる。

2:薬学統計学

3:医薬品情報論

3:医療統計学

E3(1)⑤05 782 5. 二群間の差の検定(t検定、χ2 検定など)を実施できる。(技能)

2:薬学統計学

3:医薬品情報論

3:医療統計学

E3(1)⑤06 783 6. 主な回帰分析(直線回帰、ロジスティック回帰など)と相関係数の検定について概説できる。

2:薬学統計学

3:医薬品情報論

3:医療統計学

E3(1)⑤07 784 7. 基本的な生存時間解析法(カプラン・マイヤー曲線など)について概説できる。

2:薬学統計学

3:医薬品情報論

【⑥臨床研究デザインと解析】
E3(1)⑥01 785 1. 臨床研究(治験を含む)の代表的な手法(介入研究、観察研究)を列挙し、それらの特徴を概説できる。

3:医薬品情報論

6:治験コーディネート論

E3(1)⑥02 786 2. 臨床研究におけるバイアス・交絡について概説できる。

3:医薬品情報論

E3(1)⑥03 787 3. 観察研究での主な疫学研究デザイン(症例報告、症例集積、コホート研究、ケースコントロール研究、ネステッドケースコントロール研究、ケースコホート研究など)について概説できる。

3:医薬品情報論

6:治験コーディネート論

E3(1)⑥04 788 4. 副作用の因果関係を評価するための方法(副作用判定アルゴリズムなど)について概説できる。

3:医薬品情報論

E3(1)⑥05 789 5. 優越性試験と非劣性試験の違いについて説明できる。

3:医薬品情報論

E3(1)⑥06 790 6. 介入研究の計画上の技法(症例数設定、ランダム化、盲検化など)について概説できる。

3:医薬品情報論

6:治験コーディネート論

E3(1)⑥07 791 7. 統計解析時の注意点について概説できる。

3:医薬品情報論

E3(1)⑥08 792 8. 介入研究の効果指標(真のエンドポイントと代用のエンドポイント、主要エンドポイントと副次的エンドポイント)の違いを、例を挙げて説明できる。

3:医薬品情報論

6:治験コーディネート論

E3(1)⑥09 793 9. 臨床研究の結果(有効性、安全性)の主なパラメータ(相対リスク、相対リスク減少、絶対リスク、絶対リスク減少、治療必要数、オッズ比、発生率、発生割合)を説明し、計算できる。(知識・技能)

3:医薬品情報論

【⑦医薬品の比較・評価】
E3(1)⑦01 794 1. 病院や薬局において医薬品を採用・選択する際に検討すべき項目を列挙し、その意義を説明できる。

3:医薬品情報論

E3(1)⑦02 795 2. 医薬品情報にもとづいて、代表的な同種同効薬の有効性や安全性について比較・評価できる。(技能)

3:医薬品情報論

E3(1)⑦03 796 3. 医薬品情報にもとづいて、先発医薬品と後発医薬品の品質、安全性、経済性などについて、比較・評価できる。(技能)

3:医薬品情報論

4:ホスピタリティ演習Ⅲ

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