E2.医療薬学〔薬理・病態・薬物治療〕

GIO: 患者情報に応じた薬の選択、用法・用量の設定および医薬品情報・安全性や治療ガイドラインを考慮した適正な薬物治療に参画できるようになるために、疾病に伴う症状などの患者情報を解析し、最適な治療を実施するための薬理、病態・薬物治療に関する基本的事項を修得する。

(7)病原微生物(感染症)・悪性新生物(がん)と薬

GIO: 病原微生物(細菌、ウイルス、真菌、原虫)、および悪性新生物に作用する医薬品の薬理および疾患の病態・薬物治療に関する基本的知識を修得し、治療に必要な情報収集・解析および医薬品の適正使用に関する基本的事項を修得する。
コード 番号 到達目標 年次:担当科目
E2 (7)病原微生物(感染症)・悪性新生物(がん)と薬
【⑤真菌感染症の薬、病態、治療】
E2(7)⑤02 709 2. 以下の真菌感染症について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。皮膚真菌症、カンジダ症、ニューモシスチス肺炎、肺アスペルギルス症、クリプトコッカス症

2:微生物学

3:感染防御学

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

【⑥原虫・寄生虫感染症の薬、病態、治療】
E2(7)⑥01 710 1. 以下の原虫感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 マラリア、トキソプラズマ症、トリコモナス症、アメーバ赤痢

2:微生物学

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)⑥02 711 2. 以下の寄生虫感染症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 回虫症、蟯虫症、アニサキス症

4:微生物薬品学

4:薬物治療学Ⅲ

【⑦悪性腫瘍】
E2(7)⑦01 712 1. 腫瘍の定義(良性腫瘍と悪性腫瘍の違い)を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

3:疾病学Ⅱ

6:ゲノム創薬学

E2(7)⑦02 713 2. 悪性腫瘍について、以下の項目を概説できる。組織型分類および病期分類、悪性腫瘍の検査(細胞診、組織診、画像診断、腫瘍マーカー(腫瘍関連の変異遺伝子、遺伝子産物を含む))、悪性腫瘍の疫学(がん罹患の現状およびがん死亡の現状)、悪性腫瘍のリスクおよび予防要因

2:疾病学Ⅰ

3:疾病学Ⅱ

6:ゲノム創薬学

E2(7)⑦03 714 3. 悪性腫瘍の治療における薬物治療の位置づけを概説できる。

3:薬理学Ⅲ(末梢-2)

3:疾病学Ⅱ

4:薬物治療学Ⅲ

6:ゲノム創薬学

【⑧悪性腫瘍の薬、病態、治療】
E2(7)⑧01 715 1. 以下の抗悪性腫瘍薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用、相互作用、組織移行性)および臨床適用を説明できる。アルキル化薬、代謝拮抗薬、抗腫瘍抗生物質、微小管阻害薬、トポイソメラーゼ阻害薬、抗腫瘍ホルモン関連薬、白金製剤、分子標的治療薬、その他の抗悪性腫瘍薬

3:薬理学Ⅲ(末梢-2)

6:ゲノム創薬学

E2(7)⑧02 716 2. 抗悪性腫瘍薬に対する耐性獲得機構を説明できる。

6:ゲノム創薬学

E2(7)⑧03 717 3. 抗悪性腫瘍薬の主な副作用(下痢、悪心・嘔吐、白血球減少、皮膚障害(手足症候群を含む)、血小板減少等)の軽減のための対処法を説明できる。

3:薬理学Ⅲ(末梢-2)

4:薬物治療学Ⅲ

6:ゲノム創薬学

E2(7)⑧04 718 4. 代表的ながん化学療法のレジメン(FOLFOX 等)について、構成薬物およびその役割、副作用、対象疾患を概説できる。

4:薬物治療学Ⅲ

6:ゲノム創薬学

E2(7)⑧05 719 5. 以下の白血病について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。急性(慢性)骨髄性白血病、急性(慢性)リンパ性白血病、成人T 細胞白血病(ATL)

4:薬物治療学Ⅲ

4:臨床生理学演習

E2(7)⑧06 720 6. 悪性リンパ腫および多発性骨髄腫について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

4:薬物治療学Ⅲ

4:臨床生理学演習

E2(7)⑧07 721 7. 骨肉腫について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)⑧08 722 8. 以下の消化器系の悪性腫瘍について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。胃癌、食道癌、肝癌、大腸癌、胆嚢・胆管癌、膵癌

3:疾病学Ⅱ

4:薬物治療学Ⅲ

6:ゲノム創薬学

E2(7)⑧09 723 9. 肺癌について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

3:疾病学Ⅱ

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)⑧10 724 10. 以下の頭頸部および感覚器の悪性腫瘍について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。脳腫瘍、網膜芽細胞腫、喉頭、咽頭、鼻腔・副鼻腔、口腔の悪性腫瘍

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)⑧11 725 11. 以下の生殖器の悪性腫瘍について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。前立腺癌、子宮癌、卵巣癌

2:疾病学Ⅰ

3:疾病学Ⅱ

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)⑧12 726 12. 腎・尿路系の悪性腫瘍(腎癌、膀胱癌)について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

4:薬物治療学Ⅲ

E2(7)⑧13 727 13. 乳癌について、病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。

2:疾病学Ⅰ

3:疾病学Ⅱ

4:薬物治療学Ⅲ

【⑨がん終末期医療と緩和ケア】
E2(7)⑨01 728 1. がん終末期の病態(病態生理、症状等)と治療を説明できる。

4:薬物治療学Ⅲ

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