コード | 番号 | 到達目標 | 年次:他の科目 |
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A (1)薬剤師の使命 | |||
【①医療人として】 | |||
A(1)①01 | 1 | 1. 常に患者・生活者の視点に立ち、医療の担い手としてふさわしい態度で行動する。(態度*) |
1:教養セミナーB 1:医療生命倫理 6:福祉と緩和ケア |
【②薬剤師が果たすべき役割】 | |||
A(1)②01 | 8 | 1. 患者・生活者のために薬剤師が果たすべき役割を自覚する。(態度) |
1:教養セミナーB 1:医療生命倫理 |
A(1)②02 | 9 | 2. 薬剤師の活動分野(医療機関、薬局、製薬企業、衛生行政等)と社会における役割について説明できる。 |
1:教養セミナーB 1:医療生命倫理 3:香粧品学 3:病院薬学 4:薬局管理・経営学 |
A(1)②03 | 10 | 3. 医薬品の適正使用における薬剤師の役割とファーマシューティカルケアについて説明できる。 |
3:病院薬学 4:調剤学 |
A(1)②05 | 12 | 5. 医薬品の創製(研究開発、生産等)における薬剤師の役割について説明できる。 |
3:病院薬学 6:薬事関係法規演習 |
A(1)②06 | 13 | 6. 健康管理、疾病予防、セルフメディケーション及び公衆衛生における薬剤師の役割について説明できる。 |
2:公衆衛生学Ⅰ 6:健康薬学 |
A(1)②07 | 14 | 7. 薬物乱用防止、自殺防止における薬剤師の役割について説明できる。 |
1:教養セミナーB 2:疾病学Ⅰ 3:裁判化学 |
【③患者安全と薬害の防止】 | |||
A(1)③01 | 16 | 1. 医薬品のリスクを認識し、患者を守る責任と義務を自覚する。(態度) | |
A(1)③02 | 17 | 2. WHO による患者安全の考え方について概説できる。 |
1:医療生命倫理 |
A(1)③03 | 18 | 3. 医療に関するリスクマネジメントにおける薬剤師の責任と義務を説明できる。 |
4:調剤学 4:医薬品安全性学 |
A(1)③04 | 19 | 4. 医薬品が関わる代表的な医療過誤やインシデントの事例を列挙し、その原因と防止策を説明できる。 |
4:調剤学 |
A(1)③05 | 20 | 5. 重篤な副作用の例について、患者や家族の苦痛を理解し、これらを回避するための手段を討議する。(知識・態度) |
1:医療生命倫理 |
A(1)③06 | 21 | 6. 代表的な薬害の例(サリドマイド、スモン、非加熱血液製剤、ソリブジン等)について、その原因と社会的背景及びその後の対応を説明できる。 |
1:医療生命倫理 3:裁判化学 3:医薬品情報論 4:医薬品安全性学 |
A(1)③07 | 22 | 7. 代表的な薬害について、患者や家族の苦痛を理解し、これらを回避するための手段を討議する。(知識・態度) |
1:医療生命倫理 |
【④薬学の歴史と未来】 | |||
A(1)④01 | 23 | 1. 薬学の歴史的な流れと医療において薬学が果たしてきた役割について説明できる。 | |
A(1)④02 | 24 | 2. 薬物療法の歴史と、人類に与えてきた影響について説明できる。 | |
A(1)④03 | 25 | 3. 薬剤師の誕生から現在までの役割の変遷の歴史(医薬分業を含む)について説明できる。 | |
A(1)④04 | 26 | 4. 将来の薬剤師と薬学が果たす役割について討議する。(知識・態度) |
1:教養セミナーB |
A (2)薬剤師に求められる倫理観 | |||
【①生命倫理】 | |||
A(2)①01 | 27 | 1. 生命の尊厳について、自らの言葉で説明できる。(知識・態度) |
1:医療生命倫理 2:地球環境と倫理 4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
A(2)①04 | 30 | 4. 科学技術の進歩、社会情勢の変化に伴う生命観の変遷について概説できる。 |
1:医療生命倫理 2:地球環境と倫理 4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
【②医療倫理】 | |||
A(2)②01 | 31 | 1. 医療倫理に関する規範(ジュネーブ宣言等)について概説できる。 |
1:医療生命倫理 3:病院薬学 6:薬事関係法規演習 |
【③患者の権利】 | |||
A(2)③01 | 34 | 1. 患者の価値観、人間性に配慮することの重要性を認識する。(態度) |
1:医療生命倫理 |
A(2)③02 | 35 | 2. 患者の基本的権利の内容(リスボン宣言等)について説明できる。 |
1:医療生命倫理 3:病院薬学 4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
A(2)③03 | 36 | 3. 患者の自己決定権とインフォームドコンセントの意義について説明できる。 |
1:医療生命倫理 3:病院薬学 |
A(2)③04 | 37 | 4. 知り得た情報の守秘義務と患者等への情報提供の重要性を理解し、適切な取扱いができる。(知識・技能・態度) |
1:医療生命倫理 3:病院薬学 4:調剤学 4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
A (5)自己研鑽と次世代を担う人材の育成 | |||
【①学習の在り方】 | |||
A(5)①01 | 57 | 1. 医療・福祉・医薬品に関わる問題、社会的動向、科学の進歩に常に目を向け、自ら課題を見出し、解決に向けて努力する。(態度) |
1:教養セミナーB |
【②薬学教育の概要】 | |||
A(5)②01 | 62 | 1. 「薬剤師として求められる基本的な資質」について、具体例を挙げて説明できる。 | |
A(5)②02 | 63 | 2. 薬学が総合科学であることを認識し、薬剤師の役割と学習内容を関連づける。(知識・態度) | |
【③生涯学習】 | |||
A(5)③01 | 64 | 1. 生涯にわたって自ら学習する重要性を認識し、その意義について説明できる。 |
4:調剤学 |
B (2)薬剤師と医薬品等に係る法規範 | |||
【①薬剤師の社会的位置づけと責任に係る法規範】 | |||
B(2)①01 | 73 | 1. 薬剤師に関わる法令とその構成について説明できる。 |
4:薬事関係法規 6:健康薬学 6:薬事関係法規演習 |
B(2)①02 | 74 | 2. 薬剤師免許に関する薬剤師法の規定について説明できる。 |
4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B(2)①03 | 75 | 3. 薬剤師の任務や業務に関する薬剤師法の規定とその意義について説明できる。 |
4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
【②医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保に係る法規範】 | |||
B(2)②01 | 81 | 1. 医薬品・医療機器法(現 薬事法)の目的及び医薬品等(医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器)の定義について説明できる。 |
3:香粧品学 4:薬事関係法規 6:健康薬学 6:薬事関係法規演習 |
B(2)②08 | 88 | 8. 日本薬局方の意義と構成について説明できる。 |
3:製剤学 4:日本薬局方概論 4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B(2)②09 | 89 | 9. 生物由来製品の取扱いと血液供給体制に係る法規範について説明できる。 |
4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B(2)②10 | 90 | 10. 健康被害救済制度について説明できる。 |
3:医薬品情報論 4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B(2)②11 | 91 | 11. レギュラトリーサイエンスの必要性と意義について説明できる。 |
6:創薬化学 |
【③特別な管理を要する薬物等に係る法規範】 | |||
B(2)③01 | 92 | 1. 麻薬、向精神薬、覚醒剤原料等の取扱いに係る規定について説明できる。 |
1:教養セミナーB 4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B(2)③02 | 93 | 2. 覚醒剤、大麻、あへん、指定薬物等の乱用防止規制について概説できる。 |
1:教養セミナーB 3:裁判化学 4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B (4)地域における薬局と薬剤師 | |||
【①地域における薬局の役割】 | |||
B(4)①01 | 106 | 1. 地域における薬局の機能と業務について説明できる。 |
4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B(4)①02 | 107 | 2. 医薬分業の意義と動向を説明できる。 |
4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B(4)①03 | 108 | 3. かかりつけ薬局・薬剤師による薬学的管理の意義について説明できる。 |
4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B(4)①04 | 109 | 4. セルフメディケーションにおける薬局の役割について説明できる。 | |
B(4)①05 | 110 | 5. 災害時の薬局の役割について説明できる。 |
4:薬局管理・経営学 6:健康薬学 |
B(4)①06 | 111 | 6. 医療費の適正化に薬局が果たす役割について説明できる。 |
4:薬局管理・経営学 |
【②地域における保健、医療、福祉の連携体制と薬剤師】 | |||
B(4)②03 | 114 | 3. 学校薬剤師の役割について説明できる。 |
2:公衆衛生学Ⅱ 6:健康薬学 |
C6 (4)生命情報を担う遺伝子 | |||
【⑤遺伝子の変異・修復】 | |||
C6(4)⑤01 | 371 | 1. DNA の変異と修復について説明できる。 |
2:生化学Ⅲ 3:分子生物学 |
【⑥組換えDNA】 | |||
C6(4)⑥01 | 372 | 1. 遺伝子工学技術(遺伝子クローニング、cDNA クローニング、PCR、組換えタンパク質発現法など)を概説できる。 |
2:生化学Ⅲ 2:生化学実習 3:分子生物学 6:食品機能学 |
C8 (2)免疫系の制御とその破綻・免疫系の応用 | |||
【①免疫応答の制御と破綻】 | |||
C8(2)①03 | 453 | 3. 自己免疫疾患と免疫不全症候群について概説できる。 |
2:免疫学 3:感染防御学 |
D2 (1)化学物質・放射線の生体への影響 | |||
【①化学物質の毒性】 | |||
D2(1)①04 | 529 | 4. 重金属や活性酸素による障害を防ぐための生体防御因子について具体例を挙げて説明できる。 |
3:毒性学 |
E1 (1)薬の作用 | |||
【①薬の作用】 | |||
E1(1)①08 | 574 | 8. 薬理作用に由来する代表的な薬物相互作用を列挙し、その機序を説明できる。(E4(1)【②吸収】5.【④代謝】5.【⑤排泄】5.参照) |
3:臨床薬物代謝学 4:医薬品安全性学 |
E1(1)①09 | 575 | 9. 薬物依存性、耐性について具体例を挙げて説明できる。 |
3:薬理学Ⅳ(中枢) |
【②動物実験】 | |||
E1(1)②01 | 576 | 1. 動物実験における倫理について配慮できる。(態度) |
3:薬理学実習 |
E1(1)②02 | 577 | 2. 実験動物を適正に取り扱うことができる。(技能) |
3:薬理学実習 |
E1 (4)医薬品の安全性 | |||
E1(4)03 | 593 | 3. 以下の障害を呈する代表的な副作用疾患について、推定される原因医薬品、身体所見、検査所見および対処方法を説明できる。血液障害・電解質異常、肝障害、腎障害、消化器障害、循環器障害、精神障害、皮膚障害、呼吸器障害、薬物アレルギー(ショックを含む)、代謝障害、筋障害 |
3:臨床生理学実習 4:医薬品安全性学 |
E2 (1)神経系の疾患と薬 | |||
【③中枢神経系の疾患の薬、病態、治療】 | |||
E2(1)③13 | 615 | 13. 中枢神経系疾患の社会生活への影響および薬物治療の重要性について討議する(態度)。 |
3:薬理学実習 4:薬物治療学Ⅲ |
E2 (2)免疫・炎症・アレルギーおよび骨・関節の疾患と薬 | |||
【②免疫・炎症・アレルギー疾患の薬、病態、治療】 | |||
E2(2)②08 | 628 | 8. 以下の全身性自己免疫疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。全身性エリテマトーデス、強皮症、多発筋炎/皮膚筋炎、関節リウマチ(重複) |
2:臨床医学概論 2:疾病学Ⅰ 4:臨床生理学演習 |
E2 (8)バイオ・細胞医薬品とゲノム情報 | |||
【①組換え体医薬品】 | |||
E2(8)①03 | 733 | 3. 組換え体医薬品の安全性について概説できる。 |
3:分子生物学 |
【②遺伝子治療】 | |||
E2(8)②01 | 734 | 1. 遺伝子治療の原理、方法と手順、現状、および倫理的問題点を概説できる。(知識・態度) |
3:分子生物学 6:ゲノム創薬学 |
【③細胞、組織を利用した移植医療】 | |||
E2(8)③03 | 737 | 3. 臍帯血、末梢血および骨髄に由来する血液幹細胞を用いた移植医療について説明できる。 |
3:分子生物学 |
E2 (9)一般用医薬品・セルフメディケーション | |||
E2(9)08 | 746 | 8. 一般用医薬品等による治療効果と副作用を判定するための情報を収集し評価できる。(技能) | |
F (5)地域の保健・医療・福祉への参画 〔B(4)参照〕 | |||
【①在宅(訪問)医療・介護への参画】 | |||
F(5)①06 | 1044 | 6. 在宅患者の病状(症状、疾患と重症度、栄養状態等)とその変化、生活環境等の情報収集と報告を体験する。(知識・態度) | |
【②地域保健(公衆衛生、学校薬剤師、啓発活動)への参画】 | |||
F(5)②01 | 1045 | 1. 前)地域保健における薬剤師の役割と代表的な活動(薬物乱用防止、自殺防止、感染予防、アンチドーピング活動等)について説明できる。 |
4:薬局管理・経営学 |
【④災害時医療と薬剤師】 | |||
F(5)④03 | 1060 | 3. 災害時における病院・薬局と薬剤師の役割について討議する。(態度) |
3:病院薬学 6:薬事関係法規演習 |