コード | 番号 | 到達目標 | 年次:他の科目 |
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A (1)薬剤師の使命 | |||
【③患者安全と薬害の防止】 | |||
A(1)③06 | 21 | 6. 代表的な薬害の例(サリドマイド、スモン、非加熱血液製剤、ソリブジン等)について、その原因と社会的背景及びその後の対応を説明できる。 |
1:薬学入門 1:医療生命倫理 3:裁判化学 4:医薬品安全性学 |
A (2)薬剤師に求められる倫理観 | |||
【④研究倫理】 | |||
A(2)④01 | 38 | 1. 臨床研究における倫理規範(ヘルシンキ宣言等)について説明できる。 |
1:医療生命倫理 3:病院薬学 4:薬事関係法規 6:ゲノム創薬学 6:薬事関係法規演習 |
A(2)④02 | 39 | 2. 「ヒトを対象とする研究において遵守すべき倫理指針」について概説できる。 |
1:医療生命倫理 3:病院薬学 4:薬事関係法規 6:ゲノム創薬学 6:薬事関係法規演習 |
B (2)薬剤師と医薬品等に係る法規範 | |||
【②医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保に係る法規範】 | |||
B(2)②02 | 82 | 2. 医薬品の開発から承認までのプロセスと法規範について概説できる。 |
3:製剤学 4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B(2)②03 | 83 | 3. 治験の意義と仕組みについて概説できる。 |
4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B(2)②05 | 85 | 5. 製造販売後調査制度及び製造販売後安全対策について説明できる。 |
4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B(2)②10 | 90 | 10. 健康被害救済制度について説明できる。 |
1:薬学入門 4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
B (3)社会保障制度と医療経済 | |||
【②医薬品と医療の経済性】 | |||
B(3)②04 | 105 | 4. 薬物療法の経済評価手法について概説できる。 |
4:薬事関係法規 6:薬事関係法規演習 |
E1 (4)医薬品の安全性 | |||
E1(4)02 | 592 | 2. 薬物の副作用と有害事象の違いについて説明できる。 |
2:薬理学Ⅰ(総論) 4:医薬品安全性学 |
E3 (1)医薬品情報 | |||
【①情報】 | |||
E3(1)①01 | 758 | 1. 医薬品を使用したり取り扱う上で、必須の医薬品情報を列挙できる | |
E3(1)①02 | 759 | 2. 医薬品情報に関わっている職種を列挙し、その役割について概説できる。 | |
E3(1)①03 | 760 | 3. 医薬品(後発医薬品等を含む)の開発過程で行われる試験(非臨床試験、臨床試験、安定性試験等)と得られる医薬品情報について概説できる。 |
4:医薬品安全性学 |
E3(1)①04 | 761 | 4. 医薬品の市販後に行われる調査・試験と得られる医薬品情報について概説できる。 |
4:医薬品安全性学 |
E3(1)①05 | 762 | 5. 医薬品情報に関係する代表的な法律・制度(医薬品・医療機器法(現 薬事法)、GCP、GVP、GPSP、RMP など)とレギュラトリーサイエンスについて概説できる。 |
3:製剤学 |
【②情報源】 | |||
E3(1)②01 | 763 | 1. 医薬品情報源の一次資料、二次資料、三次資料の分類について概説できる。 | |
E3(1)②02 | 764 | 2. 医薬品情報源として代表的な二次資料、三次資料を列挙し、それらの特徴について説明できる。 |
3:病院薬学 |
E3(1)②03 | 765 | 3. 厚生労働省、医薬品医療機器総合機構、製薬企業などの発行する資料を列挙し、概説できる。 | |
E3(1)②04 | 766 | 4. 医薬品添付文書(医療用、一般用)の法的位置づけについて説明できる。 | |
E3(1)②05 | 767 | 5. 医薬品添付文書(医療用、一般用)の記載項目(警告、禁忌、効能・効果、用法・用量、使用上の注意など)を列挙し、それらの意味や記載すべき内容について説明できる。 | |
E3(1)②06 | 768 | 6. 医薬品インタビューフォームの位置づけと医薬品添付文書との違いについて説明できる。 | |
【③収集・評価・加工・提供・管理】 | |||
E3(1)③01 | 769 | 1. 目的(効能効果、副作用、相互作用、薬剤鑑別、妊婦への投与、中毒など)に合った適切な情報源を選択し、必要な情報を検索、収集できる。(技能) | |
E3(1)③02 | 770 | 2. MEDLINE などの医学・薬学文献データベース検索におけるキーワード、シソーラスの重要性を理解し、検索できる。(知識・技能) | |
E3(1)③03 | 771 | 3. 医薬品情報の信頼性、科学的妥当性などを評価する際に必要な基本的項目を列挙できる。 | |
E3(1)③04 | 772 | 4. 臨床試験などの原著論文および三次資料について医薬品情報の質を評価できる。(技能) | |
E3(1)③05 | 773 | 5. 医薬品情報をニーズに合わせて加工・提供し管理する際の方法と注意点(知的所有権、守秘義務など)について説明できる。 | |
【④EBM(Evidence-based Medicine)】 | |||
E3(1)④01 | 774 | 1. EBM の基本概念と実践のプロセスについて説明できる。 |
2:公衆衛生学Ⅰ |
E3(1)④02 | 775 | 2. 代表的な臨床研究法(ランダム化比較試験、コホート研究、ケースコントロール研究など)の長所と短所を挙げ、それらのエビデンスレベルについて概説できる。 | |
E3(1)④03 | 776 | 3. 臨床研究論文の批判的吟味に必要な基本的項目を列挙し、内的妥当性(研究結果の正確度や再現性)と外的妥当性(研究結果の一般化の可能性)について概説できる。(E3(1)【③収集・評価・加工・提供・管理】参照) | |
E3(1)④04 | 777 | 4. メタアナリシスの概念を理解し、結果を説明できる。 | |
【⑤生物統計】 | |||
E3(1)⑤01 | 778 | 1. 臨床研究における基本的な統計量(平均値、中央値、標準偏差、標準誤差、信頼区間など)の意味と違いを説明できる。 |
2:薬学統計学 3:医療統計学 |
E3(1)⑤02 | 779 | 2. 帰無仮説の概念および検定と推定の違いを説明できる。 |
2:薬学統計学 3:医療統計学 |
E3(1)⑤03 | 780 | 3. 代表的な分布(正規分布、t分布、二項分布、ポアソン分布、χ2 分布、F 分布)について概説できる。 |
2:薬学統計学 3:医療統計学 |
E3(1)⑤04 | 781 | 4. 主なパラメトリック検定とノンパラメトリック検定を列挙し、それらの使い分けを説明できる。 |
2:薬学統計学 3:医療統計学 |
E3(1)⑤05 | 782 | 5. 二群間の差の検定(t検定、χ2 検定など)を実施できる。(技能) |
2:薬学統計学 3:医療統計学 |
E3(1)⑤06 | 783 | 6. 主な回帰分析(直線回帰、ロジスティック回帰など)と相関係数の検定について概説できる。 |
2:薬学統計学 3:医療統計学 |
E3(1)⑤07 | 784 | 7. 基本的な生存時間解析法(カプラン・マイヤー曲線など)について概説できる。 |
2:薬学統計学 |
【⑥臨床研究デザインと解析】 | |||
E3(1)⑥01 | 785 | 1. 臨床研究(治験を含む)の代表的な手法(介入研究、観察研究)を列挙し、それらの特徴を概説できる。 | |
E3(1)⑥02 | 786 | 2. 臨床研究におけるバイアス・交絡について概説できる。 | |
E3(1)⑥03 | 787 | 3. 観察研究での主な疫学研究デザイン(症例報告、症例集積、コホート研究、ケースコントロール研究、ネステッドケースコントロール研究、ケースコホート研究など)について概説できる。 | |
E3(1)⑥04 | 788 | 4. 副作用の因果関係を評価するための方法(副作用判定アルゴリズムなど)について概説できる。 | |
E3(1)⑥05 | 789 | 5. 優越性試験と非劣性試験の違いについて説明できる。 | |
E3(1)⑥06 | 790 | 6. 介入研究の計画上の技法(症例数設定、ランダム化、盲検化など)について概説できる。 | |
E3(1)⑥07 | 791 | 7. 統計解析時の注意点について概説できる。 | |
E3(1)⑥08 | 792 | 8. 介入研究の効果指標(真のエンドポイントと代用のエンドポイント、主要エンドポイントと副次的エンドポイント)の違いを、例を挙げて説明できる。 | |
E3(1)⑥09 | 793 | 9. 臨床研究の結果(有効性、安全性)の主なパラメータ(相対リスク、相対リスク減少、絶対リスク、絶対リスク減少、治療必要数、オッズ比、発生率、発生割合)を説明し、計算できる。(知識・技能) | |
【⑦医薬品の比較・評価】 | |||
E3(1)⑦01 | 794 | 1. 病院や薬局において医薬品を採用・選択する際に検討すべき項目を列挙し、その意義を説明できる。 | |
E3(1)⑦02 | 795 | 2. 医薬品情報にもとづいて、代表的な同種同効薬の有効性や安全性について比較・評価できる。(技能) | |
E3(1)⑦03 | 796 | 3. 医薬品情報にもとづいて、先発医薬品と後発医薬品の品質、安全性、経済性などについて、比較・評価できる。(技能) | |
F (3)薬物療法の実践 | |||
【②医薬品情報の収集と活用】〔E3(1)参照〕 | |||
F(3)②01 | 993 | 1. 前)薬物療法に必要な医薬品情報を収集・整理・加工できる。(知識・技能) |