E1.医療薬学〔薬の作用と体の変化〕

GIO: 疾病と薬物の作用に関する知識を修得し、医薬品の作用する過程を理解する。
コード 番号 到達目標
E1 (1)薬の作用
【①薬の作用】
E1(1)①01 567 1. 薬の用量と作用の関係を説明できる。
E1(1)①02 568 2. アゴニスト(作用薬、作動薬、刺激薬)とアンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)について説明できる。
E1(1)①03 569 3. 薬物が作用するしくみについて、受容体、酵素、イオンチャネルおよびトランスポーターを例に挙げて説明できる。
E1(1)①04 570 4. 代表的な受容体を列挙し、刺激あるいは遮断された場合の生理反応を説明できる。
E1(1)①05 571 5. 薬物の作用発現に関連する代表的な細胞内情報伝達系を列挙し、活性化あるいは抑制された場合の生理反応を説明できる。(C6(6)【②細胞内情報伝達】1.~ 5.) 参照)
E1(1)①06 572 6. 薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)と薬効発現の関わりについて説明できる。(E4(1)【②吸収】、【③分布】、【④代謝】、【⑤排泄】参照)
E1(1)①07 573 7. 薬物の選択(禁忌を含む)、用法、用量の変更が必要となる要因(年齢、疾病、妊娠等)について具体例を挙げて説明できる。
E1(1)①08 574 8. 薬理作用に由来する代表的な薬物相互作用を列挙し、その機序を説明できる。(E4(1)【②吸収】5.【④代謝】5.【⑤排泄】5.参照)
E1(1)①09 575 9. 薬物依存性、耐性について具体例を挙げて説明できる。
【②動物実験】
E1(1)②01 576 1. 動物実験における倫理について配慮できる。(態度)
E1(1)②02 577 2. 実験動物を適正に取り扱うことができる。(技能)
E1(1)②03 578 3. 実験動物での代表的な投与方法が実施できる。(技能)
【③日本薬局方】
E1(1)③01 579 1. 日本薬局方収載の生物学的定量法の特徴を説明できる。
E1 (2)身体の病的変化を知る
【①症候】
E1(2)①01 580 1. 以下の症候・病態について、生じる原因とそれらを伴う代表的疾患を挙げ、患者情報をもとに疾患を推測できる。ショック、高血圧、低血圧、発熱、けいれん、意識障害・失神、チアノーゼ、脱水、全身倦怠感、肥満・やせ、黄疸、発疹、貧血、出血傾向、リンパ節腫脹、浮腫、心悸亢進・動悸、胸水、胸痛、呼吸困難、咳・痰、血痰・喀血、めまい、頭痛、運動麻痺・不随意運動・筋力低下、腹痛、悪心・嘔吐、嚥下困難・障害、食欲不振、下痢・便秘、吐血・下血、腹部膨満(腹水を含む)、タンパク尿、血尿、尿量・排尿の異常、月経異常、関節痛・関節腫脹、腰背部痛、記憶障害、知覚異常(しびれを含む)・神経痛、視力障害、聴力障害
【②病態・臨床検査】
E1(2)②01 581 1. 尿検査および糞便検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
E1(2)②02 582 2. 血液検査、血液凝固機能検査および脳脊髄液検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
E1(2)②03 583 3. 血液生化学検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
E1(2)②04 584 4. 免疫学的検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
E1(2)②05 585 5. 動脈血ガス分析の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。
E1(2)②06 586 6. 代表的な生理機能検査(心機能、腎機能、肝機能、呼吸機能等)、病理組織検査および画像検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。

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